職員の名札はひらがな表記がいい
先日、新聞を見て思わず笑ってしまう記事がありました。
コンビニの従業員が付ける名札について取り上げていたのですが、
ちょっと内容を紹介しますと、
このコンビニでは、従業員が平仮名で書かれた名札を付けており、
その中に外国人労働者の店員さんでアフマリマームさんという人がいて、
この人も「あふまりまーむ」と平仮名で書かれた名札を付けています。
そうすると、何が起こるかというと、それを見た筆者は
どこか愛らしさを感じ、距離感が縮まる、そして、何度かカウンター越しに
接している内に、「あー、今日も「まーむ」ちゃんが担当だな」と認識するのかもしれない
というような事が書かれていたのです。
松山でもコンビニで日本人以外の店員さんを見かけることが多くなりました。
言われてみると、私もどこかのコンビニで平仮名書きされた名札を見たかもしれません。
何か筆者と同じような感覚になったことを思い出しました。
カタカナ表記よりひらがな表記の方が、なぜ可愛いのか?なぜ距離感が縮まるのか?
小説家である筆者は、いろいろと分析や提案を試みていましたが、
それは、私にとってはどうでもいい話で(笑)
私が思ったのは、これは介護の現場でも使えるなと思った訳です。
つまり、職員さんが付ける名札もひらがな表記にすると、
漢字で書くより親近感を持ってもらえるのかな~と。
そして、外国人労働者が職場に来たときも、カタカナよりひらがな表記がいいなと。
介護の現場では、名札をカードケースに入れてぶら下げたりしているのを見ることもありますが、
介助の場面では、邪魔になると思いますし、実際にそういった不満の声を聞くこともあります。
そこで、ひらがなで刺繍されたワッペンを、ユニフォームの胸元や袖口に縫い付けるとキレイですし、
邪魔になりません。
ひらがなで刺繍するのなら、家庭用のミシンでも対応できるでしょうから、
低コストで作成することができますね。
実は昨年から、家族が病院や施設でお世話になっており、
家族の立場として、身の回りのお世話をしてくださる看護師や介護士の方と会話する時、
名札が見えると、名前を呼びかけやすくて、相手に対して親近感も生まれてくるのを実感してます。
中には難しい名前もあるので、ひらがなで書いてあると、そんなストレスも感じなくてすみます。
新しく入ってきた職員さんにとっても、
周りの職員から名前を呼んでもらいやすくなる効果もあると思いますよ。
是非、職員さんの名前をひらがなで、ユニフォームに縫い付けて、
名前を呼んでもらって、利用者や家族、スタッフ同士の親近感を深めていただきたいなと思います。