自己分析に興味がありますか?
より良い職場を実現するためには、良好な人間関係が必要です。
人間関係がこじれるのは、互いの理解不足であることが多いのです。
ですから、相手があなたを理解してくれたのは偶然、
誤解されるのが当たり前位に思っておいたほうが良いのです。
では、互いの理解不足をどう補えばいいのでしょう。
1つは、「対話」をすることです。
職場で導入するなら、「1分間ダイアログ」がおすすめです。
詳しくは「3分間で職場改革」をご覧下さい。
そして、もう一つが今日のテーマ、自己分析です。
他人のことを理解する前に、まず自分の事を理解する。
自分の事は、自分が一番知っているはずなのに、
本当はよく分かっていないことが多いのです。
だから、自己理解に繋がる自己分析は、関心が高い。
実際に職場研修で自己分析を行って、受講後のアンケートを見ますと、
「自分の傾向や性格がよくわかって良かった」
という声が意外に多いのもそういった理由からでしょう。
自己分析の方法やツールとしては、
チームワークに活かす「4つのタイプ」であったり、
人間関係づくりとして「ジョハリの窓」であったり、
質問に答えながら、自分の傾向を知る
「エゴグラム」「エニアグラム」「16の性格」等々といったものがあります。
汎用性が高く、説得力のある自己分析のツールを探していますが、
以前から知っていたエニアグラムが、
自己分析、人間関係づくり、チームワークを構築するのに、
使いやすいのではと思って、再勉強中です。
鈴木秀子さんの「9つの性格」がおすすめです。
いろいろと自己分析のツールが世の中にあふれています。
大事な事は、自分の対人傾向を理解して、どう他者と関わっていくのかということ、
そして、チームのメンバーは、それぞれどんなタイプかということを共有し、
互いの長所、短所の傾向を知り、効果的な関わり方を見つけていくことだと思うのです。
もちろん、決めつけはよくありません。
「確かにこういう傾向はあるなぁ」と、楽しみながら、長所を認め合えばいいのです。
そして、短所は気づいた本人が改善していけばいいのです。
周りも、その短所を共有しているわけですから、あえて指摘する必要は無いのです。
相手の事を理解するほど、その人のことを嫌いになれなくなるといいます。
そんな相互理解の方法の1つとして、自己分析を有効に活用することができれば、
イキイキワクワクの職場になっていくに違いありません。