3分で職場改革
笑顔あふれる快適職場を作るには、
いったいどこから手をつければ良いのでしょうか?
職員間のコミュニケーションを良くしましょうのかけ声ばかりでは何も変わりません。
職場全体に、「前とは違う」「何かが変わり始めた」という実感を行き渡らせるには、
仕かけが必要です。それも、シンプルで、楽しく取り組める何かが…。
それは、「1分間ダイアログ」です。
場面は朝礼や全体会議、ちょっとしたミーティングなど、複数の職員が参加している時、
やり方は、こんな感じです。
まず、隣同士になった人が向かい合います。
椅子があれば、互いに膝を突き合わせる位の距離で座ってください。
満面の作り笑顔(!)で、「よろしくお願いします」とあいさつ。
そして、Aさん役とBさん役を決めます。
そして、全体のリーダー役の方が、話のテーマを伝えます。
「あなたが好きなもの」「学生時代の部活動」「あなたの家族」「マイブーム」
「最近見ているテレビ番組」「最近嬉しかったこと」「気になるニュース」等々
何でもいいのです。話が弾むような軽いテーマがいいでしょう。
そして、AさんとBさんのどちらが先に話すかをリーダーが決めたらスタート。
先行の人が終わったら役割を交代します。
2人が終わったら「○○さんとお話ができて嬉しかったです」と互いにあいさつ。
ウソでもいいので言ってみましょう(笑)これがポイントです!
僅か1分ずつの短いやりとりですが、その効果は絶大です!
実際にやればわかります。
話す側は、自分の思いを言葉にして相手に伝えるという言語化のトレーニング、
また聴く側は、相手が話しやすいように聴くという傾聴のトレーニングができ、
そして、それぞれの価値観を伝え合うことで、相互理解が深まります。
ペアになる相手がどんどん変わることで、相互理解は職場全体に広がっていきます。
意外な人の意外な価値観に触れたとき、今まで感じたことのなかった親近感が湧いてくることでしょう。
人は相手のことを知れば知るほど、嫌いになれないものなのです。
この「1分間ダイアログ」を毎日少なくとも1回行えば、
稼働20日で1人年間約240回ダイアログができることになります。
どれだけ、職場の人間関係が深まってくるか、想像してみてください。
人が職場を辞める時は、孤独を感じた時です。これをやれば、孤独を感じる方が難しい(笑)。
進行の時間を含めても、3分あれば実施できる「コミュニケーションの仕掛け」
是非、職場に導入し、改革の第一歩を踏み出して下さい!