やる気の出ない職場
2015-02-02 リリース
やる気の出ない職場は、スタッフにとって辛い職場です。
職場カウンセリングをしている時に、
「通勤している車の中で、施設が近づくにつれて憂鬱になります…」
残念ながら、そんな嘆きを聴いたことが何度かあります。
遅刻すら問題視されない緩いルール、
施設に入っても、互いのあいさつがなく、
廊下にゴミが落ちていても、気に留めることもなく、
いつもと同じ形式的な朝礼、伝達事項の確認、
笑顔のない疲れた顔、顔、
そんな職場では、やる気になるはずがありません。
「時を守り、場を清め、礼を正す」(森信三)という言葉があります。
職場再建の三原則といわれる言葉です。
時間を守ることができない
掃除ができない
あいさつができない
こうなると、組織の体を成すことができません。
スタッフのやる気が感じられないという管理者の方の話を聴きます。
やる気を上げる方法は、たくさんあります。
でも、あれこれやる前に、組織の基盤となる行動を、
当たり前のこととして、
全員ができるようにするところから始めないといけないのです。
徹底することは難しい事かもしれません。
しかし、あきらめてはいけません。
どんなに時間がかかっても、やるしかないのです。
あなたが、管理者の立場であるなら、自ら率先して、笑顔で実践しましょう。
あなたが、スタッフであるなら、やってもムダとあきらめないで(辛いところですが…)
あなた自身のために、悪しき職場慣習に流されることなく、実践しましょう。
状況が厳しければ厳しいほど、あなたは確実に成長します。
そんな、頑張る組織とあなたを私たちは全力で応援します。
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