スーパー内にデイサービス

2015-07-27 リリース

コンビニエンスストアのローソンが、介護支援事業を始めたり、

製造業大手のパナソニックが、介護サービスを成長の柱と位置づけて

介護事業の従業員を4年で10倍にする計画を発表したりするなど、

ここ1~2年の介護業界は、異業種からの参入が目立つようになりました。

そんな中、また一つ大きな異業種が本格参入してきます。

年間売上高が6兆円を超える日本最大の総合スーパー「イオン」です。

 

既に2013年の秋から、食事や入浴サービスのない、リハビリ特化型の

デイサービスを、東京で実験的に運営していたようなのですが、

運営ノウハウを確立したらしく、多店舗展開を開始するようです。

このあたりが、資本力のある企業の強みですね。

収益が上がると判断したら、一気に攻めてきます!

 

当面は首都圏中心に展開するようですが、

地方に来るのも時間の問題でしょう。

その時は、必ずやってきます!

デイサービスを運営されている方、

その時に、慌てることのないよう、今からしっかり備えておかねばなりません。

利用者とスタッフとの絆をより強化しておくことです。

事業所独自の個性と利用者にとってのメリットを明確にし、

働くスタッフにとってやりがいと働きがいのある職場を確立しましょう!

 

こうして、様々な形で異業種から刺激を受けながら、

互いが切磋琢磨し、結果的にサービスの質、職場の質が上がっていくのは

良いことだと思います。

これまで積み上げてきた運営ノウハウと地域で培ってきた信用と信頼が試されます。

多少の波風では、崩されないはずでしょうからね。

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