スタッフの世代間ギャップ

2016-02-08 リリース

スタッフを定着させていくための方法として、世代間ギャップを埋めていくという策があります。

特に、高卒の新人スタッフを、採用するのは、非常に大切なことであると思います。

社会人経験のない、若い職員を育てていくには、手間も時間もかかります。

あまりのできなさ加減に、周囲のスタッフがイライラしてしまうこともあるでしょう。

しかし、育てていかなければならないのです。

 

当たり前のことですが、事業を継続していくためには、

若い人を採用し続けていかねばなりません。

最初の一人は大変かもしれませんが、スタッフみんなで、育てて、支えて、

その若いスタッフが一度定着すれば、様々な相乗効果があるのです。

まず、苦労して新人を育てたという仕組みと自信が生まれます。

人を育てられる組織になったということです。

人を育てられる組織は、どんな人でも戦力化することができます。

少子化の時代、人を育てられない組織は存続できません。

 

そして、来年また高卒の新人スタッフを採用した時、

1歳上の年の近い先輩が一番の相談相手になってくれるのです。

どんなに頑張っても、年齢の差だけは、変えようがありません(笑)。

育った環境、価値観、共通の話題など、その世代でなければ共感できないものが必ずあります。

仕事やプライベートの悩みを、少しでも近い感覚で、共感してくれる先輩の存在が、

社会人になって間もない新人職員を、引き留めるストッパーになってくれるのです。

実際の職場では、自分の前に入社した先輩との年齢差が、

5歳以上離れているといったような例など、よくあります。

年が離れていると、なかなか心を開いて相談しにくいものです。

 

というわけで、あなたの職場がどんな年齢階層になっているか

一度分析してみることをおすすめしたいと思います。

そして、世代間ギャップを埋めてくれるような年齢の求職者があれば、

積極的に採用し、しっかりと職場に定着してもらえるよう働きかけていきましょう。

そういった戦略的な人材採用と育成についても、

意識を働かせて、継続的に事業ができるよう取り組んでいきましょう。

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