連休を作る

2016-02-15 リリース

スタッフが望んでいるものの一つに休日があります。

給与はもちろんですが、こちらの方は、介護報酬に左右されますから、

事業所の努力だけで、解決できるものではありません。

しかし、休日であれば、同じ回数でも、設定の仕方で、

スタッフの満足度を格段に高めることができます。

 

一番シンプルで効果が高いのが、

年に最低1回の連休を設定することです。

「来月、3連休にしてください」と急に言われても、実際に休ませてあげるのは、

難しいことが多いと思います。

スタッフの中には、そんな事を全く気にせず、自分が好きな時に、

好きなだけ連休にしてしまうという強者がいるという話も聞きますけど(笑)

今回は、そういった強者以外のスタッフに、プレゼントしたい提案です。

 

現場の介護スタッフが抱える切実で、割とよくある悩みとして、

まとまった休みがもらえないので、

家族と旅行ができない、

単身赴任中の夫の世話に行けない、

県外の大学や専門学校に進学した子供に会いに行けない、

といった訴えがあります。

決して高望みというわけでもない、むしろ、ささやかな希望です。

何とか叶えてあげて欲しいものです。

年に1回と言わず、調整ができる限り、設定してあげてください。

来月、いきなり希望を叶えるのは、難しいかもしれませんが、

3ヶ月先とか6ヶ月先に設定するのは、それ程難しくないと思います。

 

これには、他のスタッフの協力が不可欠です。

自分も連休をもらうこともあるのですから、

お互い様の気持ちで、仲良く融通し合って欲しいところです。

忙しい日々の中で、「来月は連休がある、子供に会える!」みたいな楽しみがあれば、

「よし、頑張ろう!」と思えるものです。

ちょっとした工夫ではありますが、必ず喜んでもらえるはずです。

ぜひ、3ヶ月先の連休設定から始めてみて下さい。

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