明るい罰金制度
組織の中がギスギスしてくる原因の一つに
みんなが決めたことが守られないということがあります。
例えば、始業5分前には職場にいること、掃除当番を守ること等々。
そういったルールを守れない人は必ず存在します。
ルールが守られていないと、それを守っている人達の不満が溜まります。
特に明確な罰則もなく、守っても、守らなくても一緒となると、なおさらです。
こういった状況で、非常に効果的な対策が「明るい罰金制度」なのです。
たとえ1分でも遅刻したら1000円の罰金を払い、そのお金は飲み会に回すとか、
あるいは予算の付けられない備品の購入に充当するなどして、
みんなで恩恵を分かち合う。
こんなシンプルなルールを1つ決めておけば、組織が不要なストレスを抱えずに済みます。
リーダーが、遅刻した人に、怒ったり、叱ったりする必要もありません。
逆に、笑顔で迎えられるかもしれません(笑)
いくら注意しても遅刻が直らないなどと、必要以上に怒ることもなくなるでしょう。
そして、遅刻する人は、払うのが悔しければ、時間を守れば良いのです。
時間を守るという習慣を身に付けることで、その人の人生はきっと好転することでしょう。
でも、一番大きいのは、きちんとルールを守ることのできる大多数のスタッフが、
不要なイライラを溜めなくて済むことなのです。
運用上のルールとしては、陰湿にならない事。明るく爽やかに罰金を徴収します。
例外を作らないこと。どんな事情があっても、徴収します。
全員が対象です。つまり、社長も理事長も一緒です。
いろいろと抵抗はあるかもしれませんが、もし、上記のようなお困り事があるようでしたら、
ぜひ導入して下さい!
これからも、不要なストレスを溜めていきますか?それとも別の方法を考えますか?
案ずるより産むが易し。何でもそうですが、行動しなければ何も変わらないのです。