職場の禁句③

2014-12-21 リリース

職場の禁句シリーズ、今回は「○○君」という君付けです。

自分より年下の男性、あるいは女性に対して松山君などと

君付けで呼ぶ人がいます。

わりとよく見かける光景で、周囲も特に違和感を感じていない場合が多いでしょう。

では、自分より年上の人や上位職の社長、施設長、理事長に対しても、同じように

松山君といった呼び方ができるでしょうか?

まずできないと思いますし、もし呼ぶと相手は気分を害するに違いありません(笑)

 

目上の人に対して使えない言葉というのは、上から目線の言葉ということです。

もっとわかりやすくいえば見下している訳です。

だから、見下された方は、本当は面白くないはずなのです。

ただ、ここには問題があって、

君付けされることに、相手が心地良さを感じている場合があるということなのです。

この2人の関係は依存関係であり、自立が促進されないので、互いに成長しません。

甘える、甘えさせるの関係です。職場においては百害あって一利無しの関係性です。

 

では、どうすればいいのでしょうか?

単純です。君付けではなく、さん付けで呼ぶのです。

「松山さん」と呼んで下さい。

新しく入ってきたスタッフがどれだけ若くても、さん付けで呼んで下さい。

最初に君付けで呼ばれると、50歳でも君付けで呼ばれることになるのです(笑)

切り替えのタイミングなど訪れないのですから…。

 

私が職場内研修で、このことを伝えるときは、今日からさん付けでいきましょう!

と強制的にお願いするのですが、

これを今読んでいるあなたに、もし、君付けで呼んでいる人がいるならば

切り替え方の良い方法があります。

その人が成長したなと思える行動を見つけて、

「もう松山君なんて呼べないなぁ。今日から松山さんと呼ぶようにするね」

と、切り替えを宣言するのです。

相手の成長を認めることで、自立心を刺激し、2人の依存関係が修正できます。

そうはいっても、長年の君付けは、口癖になっていて、さん付けには時間がかかるでしょう。

そこで、「明るい罰金制度」の登場です。君付けで呼んだら、相手に100円払うのです!

これで、万事うまくいきます(笑)

→明るい罰金制度についてはこちら

 

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