明るい罰金制度

2014-11-09 リリース

組織の中がギスギスしてくる原因の一つに

みんなが決めたことが守られないということがあります。

例えば、始業5分前には職場にいること、掃除当番を守ること等々。

そういったルールを守れない人は必ず存在します。

ルールが守られていないと、それを守っている人達の不満が溜まります。

特に明確な罰則もなく、守っても、守らなくても一緒となると、なおさらです。

 

こういった状況で、非常に効果的な対策が「明るい罰金制度」なのです。

たとえ1分でも遅刻したら1000円の罰金を払い、そのお金は飲み会に回すとか、

あるいは予算の付けられない備品の購入に充当するなどして、

みんなで恩恵を分かち合う。

 

こんなシンプルなルールを1つ決めておけば、組織が不要なストレスを抱えずに済みます。

リーダーが、遅刻した人に、怒ったり、叱ったりする必要もありません。

逆に、笑顔で迎えられるかもしれません(笑)

いくら注意しても遅刻が直らないなどと、必要以上に怒ることもなくなるでしょう。

そして、遅刻する人は、払うのが悔しければ、時間を守れば良いのです。

時間を守るという習慣を身に付けることで、その人の人生はきっと好転することでしょう。

でも、一番大きいのは、きちんとルールを守ることのできる大多数のスタッフが、

不要なイライラを溜めなくて済むことなのです。

 

運用上のルールとしては、陰湿にならない事。明るく爽やかに罰金を徴収します。

例外を作らないこと。どんな事情があっても、徴収します。

全員が対象です。つまり、社長も理事長も一緒です。

 

いろいろと抵抗はあるかもしれませんが、もし、上記のようなお困り事があるようでしたら、

ぜひ導入して下さい!

これからも、不要なストレスを溜めていきますか?それとも別の方法を考えますか?

案ずるより産むが易し。何でもそうですが、行動しなければ何も変わらないのです。

 

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