一体感を出すために

2016-07-04 リリース

スタッフが同じ方向を向いていない。一体感が感じられない。

いったいどうすればいいでしょうか?

これもよく聞かれる課題の一つです。

しかし、そもそも、スタッフ全員が一緒になる場があるのでしょうか?

実は、この根本的な点こそが問題なのです。

 

月に1回のミーティングは、大抵の事業所でやっています。

でもそれは、小さな部署単位であり、全員が集まるわけではありません。

その施設に属する全てのスタッフが集まる全体会議となると、やっていない施設が殆どです。

この全体会議の実施の有無とその参加率に一体感が出せないという理由があります。

 

一般的な会社の場合は、少なくとも年に1回程度は全体会議を実施していると思うのですが、

なぜか介護業界ではやっていないんですよね。

そんな状況で、全員の意思統一などできるはずがないのです。

同じ事業所であっても、他部署のスタッフの顔を知らないといったことがあったりします。

施設介護においては、休みのない24時間365日のフル稼働ですから、

全員が一同に会するのは不可能ですという声も聞きます。

だったら、1回でなく2回やればいいのです。

会議は1回という固定観念に縛られていませんか?

夜勤があるから出られない人がいる、これは仕方が無いという、例外を1つ作ることこそが、

徹底できないという組織の緩みを生むのです。

まずは、全員が一同に会する場をつくること。

ここから始めていきましょう。

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