成長カード

2015-12-14 リリース

新しく入った人を育てていく。

これはどのような職場にも共通するテーマだと思います。

それ程大切な事にも関わらず、大多数の職場は、

一律のマニュアルやOJTだけで終わっているようです。

それらが、きちんと機能していればまだ良いのですが、

最新版に更新されていないマニュアルで、逆に不信感を与えたり、

OJTは、人によって対応がまちまちで、逆に混乱を招いたり等々、

うまく人が育てられているとは言い難い状況になっていたりしませんか?

 

そんな状況の中で、シンプルかつ確実に人を成長させる仕組みを紹介します。

それが、「成長カード」です。

新人職員と教育担当の先輩職員が2人1組でチームを作り、先輩職員は、

その新人さんに「どうなって欲しいのか」という観点から、目標を提案します。

そして、新人さんは、「今の自分にできる最大限のことは何か」という観点から、

その目標について、達成できそうかどうかを検討します。

こうして、2人で話し合いながら目標を設定し、1週間その目標に向かって

具体的行動を起こしていくのです。

 

目標を立てる。行動する。達成する。

そして、この成長カードで最も大事なこと、「評価」に進みます。

1週間後、新人さんと先輩職員で面談時間を設け、行動の振り返りを行います。

成長カードには、目標に対して具体的にとった行動について

新人さん自身が、記入する欄があります。

まずは、新人さんの自己評価から始め、その後で先輩職員が、

その自己評価を受けて、気づいた点を伝え、ねぎらい、最終評価を行います。

原則として達成が前提の目標ですから、ほぼ合格の評価になるはずです。

評価の後で、先輩職員はコメントを記入します。

さらに、その成長カードと評価は先輩職員から、現場の主任へ、

最後は組織の長へと伝えられていきます。

最終的に、成長カードには、3名の認印が並ぶことになります。

新人さんの成長を、3人がしっかり見守っているということです。

「自分を見てくれている」という組織に対する所属感を、新人さんに感じてもらうことが、

職員の定着に繋がっていくのです。

 

最初の方は、本当に簡単な目標から始まるかもしれませんが、

回数を重ねていくことで、確実にレベルアップしていきます。

それは、成長を見守る先輩職員も一緒です。

1枚の成長カードを通じて、新人さんも先輩職員も共に成長していくのです。

そして、その成長プロセスは、目に見える形として、組織の財産となり、

次に来る新人さんが目指していく、成長の道しるべにもなるのです。

人が育つ仕組みを、目に見える形で残していく

非常にシンプルな仕組みですが、効果抜群です。

まずは、1枚の成長カードを作ることから始めてみましょう。

 

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