飲み会には誘いにくい
早いもので、あっという間に12月。12月といえば忘年会ですね。
みなさんの職場でも、いろいろと企画されていることでしょう。
職場の大半が揃う飲み会というのは、夏のビアガーデンか、忘年会か、
歓迎会なんかもあるかもしれません。貴重なコミュニケーションの場ですよね。
お酒が入って、楽しく会話をしていると、互いに普段とは違った一面が発見できます。
本当なら、そういったコミュニケーションを深める場が、年に2~3回ではなく、
最低でも月に1回程度あれば、どんどんチームワークが高まってくると思うのですが、
現実は、なかなかそうもいかないものです。
特に、飲み会となると、女性や若手スタッフを誘いにくいという声をよく聞きます。
かしこまった会議ではなく、本音で互いの意見を出しあってみたいができない…。
そんな時は、男性スタッフと女性スタッフ、ベテランスタッフと若手スタッフが、
本音でコミュニケーションをとる機会を、意図的に作る必要があります。
それが、オフサイトミーティングといわれるものです。
月に1回程度、仕事が終わった後に、お茶と軽食だけ準備して、
気楽な雰囲気で、普段はできない仕事の話をちょっと真面目にやってみる。
そんな場をつくってみてはどうでしょうか?
誰もが、今の仕事に対して何らかの疑問や改善策を持っていると思います。
不満や疑問を抱えたままで、良い仕事ができるはずがありません。
そういった不満や疑問はあなただけでなく、他の人も同じように感じていることが多いものです。
勇気を出して、そんな話をみんなでやってみることです。
そして、解決策をみんなで、考えてみるのです。
最初のうちは、なかなか言い出しにくいと思いますが、回を重ね、
みんなが、少しずつ思いを口にすることで、必ず変わってきます。
必ず、本音が出てくるようになります。
互いが本音で話すことで、信頼感が生まれ、気づきが生まれ、
それらが、自己変容、組織変容へとつながっていくのです。
グループダイナミクスと呼ばれる、そういった場面を何度も見てきました。
こういったオフサイトミーティングは、仕組みづくりから始めるトップダウンでもいいですし、
有志を募って、小さく始めるボトムアップでも構いません。
とにかく大事な事は、なんらかの行動を起こすことです。
まずは、忘年会の席で、会議、飲み会以外のコミュニケーションの場づくりを
あなたが提案し、年明け早々に第1回を開催してみましょう!