時間に使われないために

2014-11-23 リリース

「時間がない」「時間が足りない」「時間に追われる」

時間についての悩みは尽きません。

しかし、時間は一番平等に与えられているモノなのです。

どんなに忙しい人でも、暇な人でも、裕福であろうが貧乏であろうが、

1日は24時間、1440分なのです。

知恵を絞って使い方を考えなければなりません。

 

自分の時間の使い方について、

縦軸を重要度の高低、横軸を緊急度の高低として、区分すると

4つの領域に区分することができます。

①重要かつ緊急な仕事

②重要だが緊急ではない仕事

③重要ではないが緊急な仕事

④重要でも緊急でもない仕事

 

締切のある仕事、クレーム処理、突発的なトラブルなどの

「重要かつ緊急な仕事」を最優先している限り、時間に追われます。

時間に対して、受け身の状態です。

 

準備、計画、仕組み、自己啓発、人間関係づくりなどの

「重要だが緊急ではない仕事」

こちらの仕事を優先することにより、緊急対応しなければならない状況を

なるべく作らないようにしていきます。時間に対して攻めの環境づくりです。

 

具体的にどうするか?

まずは、スケジュールに自分との約束の時間を設定すること。

スケジュール帳を確認してみて下さい。

他人との約束の時間ばかり記入されていないでしょうか?

来客対応、訪問、ミーティング、会議、打ち合わせ、商談等々。

それらのスケジュールの空き時間が自分時間になっていませんか?

しっかりと自分時間をスケジュール化してください。

書類作成、週間計画、月間計画、年間計画、チェックリストづくり等々

トラブルが発生しがちなスタッフとの面談時間も、こちらから先に決めてしまいましょう。

そして、一度決めたら、簡単にスケジュール変更をしないことです。

重要で緊急と思っていた仕事は、実は殆どないのです。

そのことに気がつき、時間に対して攻めの姿勢がとれるようになると、

時間に追われることが少なくなります。

まずは、自分との約束を大事にするところから始めてみましょう。

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