本命が動き出す
2014-08-24 リリース
8月15日の日経新聞にこんな記事が掲載されました。
「コンビニで介護支援 ローソン、ケアマネ常駐 3年で30店」
遂に来たかという感じです!
現在の介護業界の市場規模は約8兆円、これはコンビニ業界とほぼ同額、
そして大介護時代に向けて介護の市場規模は20兆円になるといわれています。
今後様々な企業がこの市場に参入してくることでしょう。
記事によると、介護が必要な方に常駐のケアマネが情報を提供するなど、
地域包括支援センターのような機能を持ち、
高齢者がくつろげるサロンや運動ができるスペースを設けるなど
デイサービスの機能を備え、
当然ながら、介護用品の販売も行うようです。
埼玉県の介護事業所がローソンにFC加盟し、2015年から開始。
今後も、そういった形態で30店の出店を計画しているようです。
考えてみれば、コンビニほど地域に身近で、気軽に立ち寄れる場所はないのです。
駐車場も十分確保されてますし、デイサービス機能も容易に増設可能でしょう。
いろいろな見方はあるでしょうが、私はこういった流れを歓迎します。
現在の介護サービスが、利用者に対して十分なサービスが提供できているとは思いません。
利用者に対しても、従業員に対しても
もっと快適で、安心で、質が高く、効率の良い介護サービスの在り方があるはずです。
就業環境や雇用形態も、様々な形が生まれてくるでしょう。
コンビニの経営手法やデータ管理など、介護業界が学ぶべきことはたくさんあります。
今後も、多くのビジネス手法が業界に入ってくることで、
介護業界全体が盛り上がって欲しいと思います。