面接で必ず聴くべき質問とは

2021-09-22 リリース

 

きっかけは何ですか?

「あなたが介護の仕事をやろうと思ったきっかけは何ですか?」

その人の介護観や仕事観がわかる非常に大事な質問です。

「人に関わる仕事が好きで…」「家族の介護を経験して…」

「お年寄りが好きで…」「介護の資格を活かしたくて…」

同じような内容でも、人それぞれエピソードは全く違うものが

あると思います。

その人を知るだけでなく、その人自身も、自分の介護に対する想いを

再確認できるので、採用する側にとってもされる側にとっても

メリットのある質問といえます。

 

なぜ弊社を選んだ?

さらに、

「介護の事業所がたくさんある中で、弊社を選んでくれた理由は?」

この質問も大事ですよね。さて、採用する側は、どんな返答を期待しているのでしょう?

「自宅から近いので…」「人づてに評判を聞いて…」

「待遇が良いので…」

自社の強みがわかる質問ですよね。

こちらが予想していなかった返答があるかもしれません。

嬉しい誤算なら大歓迎ですけどね。

 

経営者への質問でもある

さて、ここまでは面接だけの話のようですが、

実は、経営者自身に対する質問でもあります。

特に民間企業の創業経営者にとっては超重要質問です。

1つ目の質問は、そのまま「創業の想い」を尋ねる質問です。

なぜこの事業を立ち上げたのでしょうか?

まさに、経営理念に相当します。

経営者には、熱く語って欲しいですよね。

職員のみなさんや面接に来られた方が、

思わず熱くなるメッセージが語れるでしょうか?

そして2つ目の質問は、「他社との差別化」ですよね。

1つめの質問と重なる部分が多いと思います。

他の事業所に任せておけないから、自分で始めたんですよね。

この差別化ポイントをしっかりと発信できていれば、

面接にこられた方からも、

「社長の考え方に共感して…一緒に仕事をしたい」に

繋がってくるんですよね。

面接の質問は相手にしているようで、実は自分自身にもしている。

しっかりと自問自答してみてくださいね。

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