プロジェクトの意義
新着情報でもお知らせしておりました、
「介護職員職場定着促進プロジェクト」の事業説明会が、無事終了しました。
ご参加いただいた関係者のみなさま、ありがとうございました。
今回はスケジュールの関係で1ヶ月前の告知になったにも関わらず、
最終的には、約100事業所にご参加いただき、関心の高さが感じられました。
そして選抜枠を大きく上回る事業所から、プロジェクトに参加したいという声をいただき、
選抜の難しさに、嬉しい悲鳴をあげているところです(笑)
今回のプロジェクトは、PDCAサイクル(計画→実行→評価→改善)の
プロセスを支援するところが最大の特徴です。
チェックのない計画など達成されるはずがないのです。
介護事業所に限らず、何か新しいことに取り組む時、
社内で計画されたことが、本当に実行され、改善に到るまでには、
それを、チェックする人が必要なのです。
それも、社内ではなく、第三者による“行動チェック”です。
人間は弱いもので、自己(自社)チェックは甘く、怠りがちになり、計画が達成されなくても、
「ま~いいか」で済まされてしまうことが多いのです。
特に、単年度の予算計画のような緊急かつ重要な計画ではなく、
複数年度に渡って行う、緊急ではないが重要な計画について、
この傾向が顕著にみられるものです。
今回のプロジェクトは、行動チェックが入ります。
別に鬼コーチが、徹底的に厳しく責め立てるというものではありません(笑)
出来たことはしっかり認め、ねぎらい、称賛し、
出来なかったことについては、原因を一緒に考え、勇気づけ、
モチベーションを維持しながら、できることを1つずつ積み重ねていく、
そんなイメージです。
プロジェクト参加を見送った事業所の中には、現場サイドは希望してもトップが拒否したり、
逆に、トップは希望しても、負担(?)を強いることになるからと、
現場への遠慮や過小評価があったり、
或いは、良い意味でも悪い意味でも、内部の情報が公になる事に対して、過剰に心配したり、
いろいろと、“出来ない事情”があったようです。
しかし、何もしなければ何も起きません。行動しなければ、失敗もしませんが、成功もないのです。
プロジェクトの直接的な関わりは、今回選抜される事業所に限られますが、
愛媛県による介護職員職場定着支援プロジェクトは、今後も継続して行われます。
必ず、変化を起こします。
選ばれなかった事業所のみなさんも、次の機会に備え、そのプロセスと成果を見守ってください。
そして、2015年下半期を改革スタートと定め、共に変化を起こしていきましょう!