プロジェクトの意義

2015-09-28 リリース

新着情報でもお知らせしておりました、

「介護職員職場定着促進プロジェクト」の事業説明会が、無事終了しました。

ご参加いただいた関係者のみなさま、ありがとうございました。

今回はスケジュールの関係で1ヶ月前の告知になったにも関わらず、

最終的には、約100事業所にご参加いただき、関心の高さが感じられました。

そして選抜枠を大きく上回る事業所から、プロジェクトに参加したいという声をいただき、

選抜の難しさに、嬉しい悲鳴をあげているところです(笑)

 

今回のプロジェクトは、PDCAサイクル(計画→実行→評価→改善)の

プロセスを支援するところが最大の特徴です。

チェックのない計画など達成されるはずがないのです。

介護事業所に限らず、何か新しいことに取り組む時、

社内で計画されたことが、本当に実行され、改善に到るまでには、

それを、チェックする人が必要なのです。

それも、社内ではなく、第三者による“行動チェック”です。

人間は弱いもので、自己(自社)チェックは甘く、怠りがちになり、計画が達成されなくても、

「ま~いいか」で済まされてしまうことが多いのです。

特に、単年度の予算計画のような緊急かつ重要な計画ではなく、

複数年度に渡って行う、緊急ではないが重要な計画について、

この傾向が顕著にみられるものです。

 

今回のプロジェクトは、行動チェックが入ります。

別に鬼コーチが、徹底的に厳しく責め立てるというものではありません(笑)

出来たことはしっかり認め、ねぎらい、称賛し、

出来なかったことについては、原因を一緒に考え、勇気づけ、

モチベーションを維持しながら、できることを1つずつ積み重ねていく、

そんなイメージです。

 

プロジェクト参加を見送った事業所の中には、現場サイドは希望してもトップが拒否したり、

逆に、トップは希望しても、負担(?)を強いることになるからと、

現場への遠慮や過小評価があったり、

或いは、良い意味でも悪い意味でも、内部の情報が公になる事に対して、過剰に心配したり、

いろいろと、“出来ない事情”があったようです。

 

しかし、何もしなければ何も起きません。行動しなければ、失敗もしませんが、成功もないのです。

プロジェクトの直接的な関わりは、今回選抜される事業所に限られますが、

愛媛県による介護職員職場定着支援プロジェクトは、今後も継続して行われます。

必ず、変化を起こします。

選ばれなかった事業所のみなさんも、次の機会に備え、そのプロセスと成果を見守ってください。

そして、2015年下半期を改革スタートと定め、共に変化を起こしていきましょう!

Copyright© 2024 (株)グッドコミュニケーション|愛媛県松山市の産業カウンセラー All Rights Reserved.