エリア戦略

2016-05-23 リリース

利用者確保、人材確保の2つの経営課題を解決する方法が、

エリア戦略です。

事業所を中心とした半径2㌔圏内(徒歩25分)については、

圧倒的に認知度を高めておく必要があります。

あなたの事業所の存在を知らなければ、

利用者も来ませんし、スタッフも面接に来ることはないのです。

対象範囲が広いと感じるなら、半径500㍍からでも構いません。

狭いエリアに集中して、徹底的に事業所のPRを行うのです。

 

一般家庭、介護事業所、保育園、学校、さらに一般事業所も訪問できます。

どこでもPRできるのです。

なぜならば…。

何らかの形で、介護に関する情報を必要としている人は、どの職場にも必ずいるからです。

また、介護の仕事をしようと考えている人もいるかもしれないのです。

方法としては、パンフレットやチラシによる訪問アプローチを継続的に行います。

毎月発行するニュースレター(A3の両面程度で十分です)があればベストです。

内容は、自社の紹介や求人情報はあえて、極力控えめにして、

一般の人が関心を持つであろう豆知識や地域の情報を盛り込みます。

ただのチラシでは、ゴミ箱に直行しますからね(笑)

情報については、有料で提供するサービスがあるので活用されても良いでしょう。

毎月ネタを考えるのも大変ですから、私は有料サービスの利用をお薦めします。

 

さらに、自社周辺の清掃活動を並行して行います。

売名行為と思われようが、気にせずにやります。

清掃をして、キレイになり、地域の方が喜んでくれればそれで良いのです。

スタッフには、活動を強制しません。できる人がやります。

ただし、経営者はたとえ1人でもやり続けてください。

毎日が難しければ、週に1回でも月に1回でも構いません。とにかく継続することです。

やがて、1人、2人とスタッフの協力も得られてくるはずです(多分…)

 

こういった地道な活動を、コツコツと続けていくことが、やがて大きな成果を生みます。

地域における介護事業所が果たす役割は、これから益々重要になりますし、

また、そういう状況を介護事業者自らが作っていかねばなりません。

「みなさんの近くにいますから、必要があったらいつでもお役に立てますよ!」

という情報発信を、しっかりやっていきましょう!

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