100回帳

2015-11-30 リリース

スタッフの頑張った事を認める、また公平に評価するツールとして、

100回帳の活用をオススメします。

用意するものは、100マスの罫線が引かれた用紙のみ。

認印が押せるだけのスペースとして、1.5㌢×1.5㌢の枠があれば十分でしょう。

ハガキサイズの用紙であれば、裏表で50マスずつにしましょう。

 

この100回帳を、スタッフ全員に配布します。

そして、事業所が認めた要件を達成した時に、管理者が認印を押して証明します。

例えば、全体会議に参加したら、「12/7 全体会議」と参加者自身が自分の100回帳に記入し、

会議終了後、或いは後日、そのマスに、管理者が認印を押す、といった感じです。

夏休みにラジオ体操に参加して、カードに出席のハンを押してもらうというあの感覚ですね。

(わかる人には、わかると思います(笑))

やがて、100マスが達成されたら、5万円分の商品券をプレゼント!

ただ、商品券に交換できる日は、年に1回、例えば4月第3金曜日のみとします。

もちろん、その日に在職していることが絶対条件です。

こうしておくと、100マス達成者は、その日まで辞めることができなくなります(笑)

会議の出席率が低いことで悩んでいる事業所は多いのですが、こんなちょっとした工夫で

出席率を向上させることができるかもしれませんよ。

 

一番のポイントは、何をした時にハンを押すかでしょう。

勉強会に参加した、社内懇親会に参加した、個人やグループの目標を達成した、

本当は休日なのに急に休んだスタッフの代わりに出勤してくれた、

1ヶ月皆勤してくれた、利用者の家族から名指しでお褒めの言葉をいただいた、

新しいスタッフをリクルートしてくれた!

などなど、様々な報奨要件が考えられます。

会社が、スタッフに期待する行動はたくさんあると思います。

そんな行動の一つ一つに対して、きっちり報いる。

小さなことですが、ハンを集めるのを、みんながゲーム感覚で楽しめるようになると、

一気に会社が活気づきます。

そして、スタッフは楽しみながら、ハンの数だけ、少しずつ成長していくのです。

余り難しく考えず、まずは100回帳をスタッフに配ってみませんか?

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