1日1枚の信頼関係づくり

2017-11-23 リリース

どこの職場にも掲示板のようなものがあると思います。

職員の全員が見えるように、誰もが1日1回は通るような

目立つ場所にあるのではないでしょうか?

そんなベストポジションにある掲示板が、

新聞記事や連絡事項で埋め尽くされていては、

多分誰も見ないし(笑)、あまりにももったいないですね。

 

そこでサンクスカードの出番です!

掲示板を職場のコミュニケーションの場に変えてしまいましょう!

掲示板の一角にサンクスカードのコーナーを作り、

職場の仲間への感謝の気持ちをカードに記入して、貼り付けていくのです。

「○○さん、毎朝元気な挨拶をありがとう。こちらも元気になります ○○より」

「○○さん、昨日は一緒に残業してくれてありがとう。早く終わって助かりました。 ○○より」

「○○さん、共有スペースをいつもきれいに片付けてくれてますね。ありがとう。○○より」

人に何かをしてもらった時「ありがとう」という感謝の言葉を伝えるのは基本中の基本。

それに加えて、「ありがとう」を見える化すると、更に効果が上がります。

「ありがとう」の声は、今ここの瞬間ですが、

サンクスカードに書けば、何回も見ることができ、何回も喜びを味わうことができるのです!

また、誰が、どれだけ感謝し、感謝されているのか、

職場全体ではどれくらいの感謝が生まれているのかなど、本当に一目瞭然です。

ありがとうを言われて嫌な気分になる人がいないように、

ありがとうの言葉を見て嫌な気分になる人もいません。

 

「サンクスカードの枚数が少ない人は辛くなるんじゃないですか?」

そんな心配は無用です。みんなでやってみればすぐにわかります。

「誰も書かなかったらどうするんですか?」

リーダーが一番たくさん書けば良いのです。リーダーが書けば誰かが必ずついてきてくれます。

リーダーは、1日1人でいいので、サンクスカードを書いて欲しいのです。

最初は1枚書くのに時間がかかるかもしれません。でもだんだん早く書けるようになります。

そして、スタッフの行動に気づく力がつき、良いところを見る習慣ができてきます。

そうなってくると、スタッフに対する不平や不満など、ネガティブなストレスが減ってきます。

サンクスカードを書いてもらったスタッフは笑顔になります。

1枚書く毎に信頼関係が少しずつ形成され、

その信頼関係が、遠慮無く指示、指導できることにもつながっていき、

スタッフが成長していくという好循環を生みます。

忙しいからといって何もしなければ、何も変わりません。

まずは、1分1枚のサンクスカードを書くところから始めてみませんか?

Copyright© 2024 (株)グッドコミュニケーション|愛媛県松山市の産業カウンセラー All Rights Reserved.