飲み会には誘いにくい

2014-12-07 リリース

早いもので、あっという間に12月。12月といえば忘年会ですね。

みなさんの職場でも、いろいろと企画されていることでしょう。

職場の大半が揃う飲み会というのは、夏のビアガーデンか、忘年会か、

歓迎会なんかもあるかもしれません。貴重なコミュニケーションの場ですよね。

お酒が入って、楽しく会話をしていると、互いに普段とは違った一面が発見できます。

 

本当なら、そういったコミュニケーションを深める場が、年に2~3回ではなく、

最低でも月に1回程度あれば、どんどんチームワークが高まってくると思うのですが、

現実は、なかなかそうもいかないものです。

特に、飲み会となると、女性や若手スタッフを誘いにくいという声をよく聞きます。

かしこまった会議ではなく、本音で互いの意見を出しあってみたいができない…。

 

そんな時は、男性スタッフと女性スタッフ、ベテランスタッフと若手スタッフが、

本音でコミュニケーションをとる機会を、意図的に作る必要があります。

それが、オフサイトミーティングといわれるものです。

月に1回程度、仕事が終わった後に、お茶と軽食だけ準備して、

気楽な雰囲気で、普段はできない仕事の話をちょっと真面目にやってみる。

そんな場をつくってみてはどうでしょうか?

 

誰もが、今の仕事に対して何らかの疑問や改善策を持っていると思います。

不満や疑問を抱えたままで、良い仕事ができるはずがありません。

そういった不満や疑問はあなただけでなく、他の人も同じように感じていることが多いものです。

勇気を出して、そんな話をみんなでやってみることです。

そして、解決策をみんなで、考えてみるのです。

最初のうちは、なかなか言い出しにくいと思いますが、回を重ね、

みんなが、少しずつ思いを口にすることで、必ず変わってきます。

必ず、本音が出てくるようになります。

互いが本音で話すことで、信頼感が生まれ、気づきが生まれ、

それらが、自己変容、組織変容へとつながっていくのです。

グループダイナミクスと呼ばれる、そういった場面を何度も見てきました。

 

こういったオフサイトミーティングは、仕組みづくりから始めるトップダウンでもいいですし、

有志を募って、小さく始めるボトムアップでも構いません。

とにかく大事な事は、なんらかの行動を起こすことです。

まずは、忘年会の席で、会議、飲み会以外のコミュニケーションの場づくりを

あなたが提案し、年明け早々に第1回を開催してみましょう!

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