腰痛は怖くない!
介護現場で、腰痛に悩んでいる人は非常に多いですね。
職場内研修で、「腰痛で困っている人は?」と尋ねますと、
どこの職場でも半分以上の職員さんが手を上げられます。
利用者への介助などで身体を動かす毎に痛みを感じていたのでは、
ストレスがたまって仕方がないと思います。
そこで、私は自分でできる腰痛対策として
ストレッチ体操を、創業以来ずっとお伝えしてきました。
過去のコラムでも取り上げました。
このストレッチは、知人である柔道整復師の方から直伝されたもので、
マスコミなどでは一切報道されていません。完全オリジナル版です!
テレビや雑誌で紹介されるあらゆる健康体操を、これまでも意識して見てきましたが、
そのシンプルさと簡単さ、そして何よりもその効果等、
その総合力において最強のストレッチだと自負しています。
しかしながら、わずか1分でできますし、あまりに簡単すぎるためか、
その絶大な効果をなかなか信じてもらえず、この5年間苦労してきました(笑)
そんな中、昨年NHKが、「腰痛・治療革命」という番組を放映されたことで、
その効果の信用性に大きな説得力を得ることができました。
「1回3秒、背を反らす姿勢をとる」 このシンプルな動作が腰痛を克服するのに
絶大な効果があるということが紹介されたのです。
私のストレッチの中にも、これと同じく背を反らす姿勢をとる動作があるのです!
以前からも、このストレッチを朝礼で、職員全員がやるようにしたら、
腰痛が改善されたという嬉しい報告をたくさんいただいていたのですが、
この背を反らす姿勢が、特に効果的だったのだと納得できました。
なぜ、この動作がそれ程良いのかという点については、長くなりますので、
ぜひ、こちらをご覧になって下さい。
今回、愛媛県の介護職員の定着促進プロジェクトにおいても、
ストレッチ実施事業所を広めていくことができました。
職員さんの、健康な身体を維持するために、必要不可欠なストレッチです。
「やりましょう」のかけ声だけでは、実行できません。
朝礼に組み込むなど、システムとして行う時は、トップダウンが効果を発揮します。
愛媛の介護事業所にとって、定番のストレッチとなるよう、これからも普及に努めていきます!