職場の禁句①

2014-10-12 リリース

言葉一つで、人を元気にすることもあれば、傷つけてしまうこともあります。

本当は、言葉で傷つけられることはありません。(誰のせいで?をご覧下さい)

あなたの許可無しに、誰も、あなたの心を傷つけることはできないのです。

でも、多くの人はその事に気づいていないので、自分で自分を傷つけてしまうんですよね。

 

さて、今回は職場で使ってはいけない言葉をお伝えします。

言葉がけで怖いのは、相手を元気にさせるつもりで言ったのに、

相手がその言葉を負担に感じてしまうことがあることです。

これは、非常に残念なことです。

そんな言葉の一つが、「期待する」です。

 

職場内で昇進し、リーダー職になったスタッフに対して

「あなたならできる。みんな期待しているよ」

という声かけは、よくある光景です。

しかし、よく考えてみれば、

期待するのは、一方的なもので、勝手な思いです。

昇進に対して、本人は不安に思っていることも多いのです。

そんな状況での「期待」は、負担にしかなりません。

 

では、どんな声かけがいいのでしょうか?

それは、「応援する」です!

「あなたならできる。みんなで応援するよ」

これなら一方的ではありません。

協力する、力を貸す、支える、とこちらも、約束するわけです。

言った限りは、ホントに応援しなければなりませんよ(笑)

ココは非常に大切な点です!

 

特に介護の仕事をやろうという人は、リーダー職を敬遠する人が多いです。

報告書を作ったり、みんなの代表で会議に出たりするより、

現場で利用者と関わっていたいという人が殆どです。

やる気満々で、昇進する人が少ないからこそ、

「期待する」より「応援する」と伝える方が、

職場での相互信頼を高める上でも、より効果的であるといえるのです。

ぜひ、実行してみてください。

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