稼働率を上げる方法
どの事業所にとっても、稼働率を上げることは大きな課題です。
特に集中減算の対象となる介護サービスに関しては、
利用者の確保に、本気で取り組まないと大変なことになります。
利用者を確保するのに、スタッフの教育を含めたサービスの質を高めることが
大事であるとよくいわれます。もちろん、それは大切な事です。
しかし、あなたの事業所が、どんなに優れたサービスを提供していても、
あなたの事業所を知らなければ、利用者は集まらないのです。
この当たり前の事実に気づいていない事業所が多いのです。
今回は、あなたの事業所を多くの人に知ってもらう方法を紹介します。
まず1つめは、ホームページを作ることです。
24時間文句も言わず、事業所の広報をしてくれるホームページです!
あなた自身が、その会社を調べようとするとき、ネットで検索しませんか?
自分がしているのなら、他の人もやっているのです。
このような施設で、このようなスタッフが、このような理念でサービスを提供しています!
と、最初はシンプルな構成でいいので、まずは立ち上げることです。
そして、立ち上げたら、内容を更新していくことが非常に大切です。
更新しないのなら、やらない方がましです。覚悟を決めて始めて下さい。
日々の稼働の様子や、スタッフの想いなど、積極的にどんどん発信していきましょう!
ネット利用が身近になった現在、ホームページの作成費用も維持費用も微々たるものです。
ホームページは利用者確保のみならず、人材確保にもつながります。
やらない手はありません。
介護事業所の管理者研修などでも、よく情報発信の話をするのですが、
反応できる事業所は、本当に少ないですね。
実行に移せるのは、やはり1割から2割の間ってところでしょうか。
結局、この行動の差が、すべての差に繋がっているように思います。
次回に続きます。