悩みの正体

2014-10-05 リリース

人間誰にでも悩みはあるものです。

人間には時間という概念があるから悩むといわれます。

過去、現在、未来という時間です。

 

過去に自分が受けた仕打ちに対する不満や憤り、

あるいは、自分がしてしまった行動に対する後悔

もう済んでしまった、変えられないことなのに、わざわざ過去に遡り

あれこれと悩みます。

 

そして、未来に対しては、

漠然とした不安、このままでいいのだろうかといった心配

まだ起こっていない、どうなるかわからないことなのに、わざわざ先回りして

あれこれと悩みます。

 

では、現在はどうでしょうか?

今、ここという現在には、悩みは存在できないのです。

今、何をしていますか?

今は、このコラムを読んでいますね。

悩みは存在できません。

もし悩みがあるようでしたら、このコラムを読んだ後で向きあって下さい。

悩むというのは、本当は考えているフリをしているだけの場合が多いのです。

 

悩みに向きあうとは本気で「考える」ことです。

考える時は、まず事実を紙に書き出して下さい。

思い込みではなく、事実を整理していくのです。

そして、自分は、何ができるかという行動を考えるのです。

相手や状況を変えようとするのではなく、自分で自分を変えるのです。

自分1人では難しいときは、誰かと一緒に考えるのです。

適当な誰かがいなければ、是非カウンセラーを頼って下さい!

 

そして、過去の不満や後悔は悩むのではなく反省し、

未来の不安は、希望に変えて

今、ここで、できることを「考える」

そして、「行動する」ことが一番の悩み解決の近道なのです。

 

Copyright© 2024 (株)グッドコミュニケーション|愛媛県松山市の産業カウンセラー All Rights Reserved.