忙しくて休めない!

2017-06-13 リリース

今年度の介護職員職場定着プロジェクトがスタートしました。

東中南予、それぞれ3事業所ずつ、計9つの事業所が職場改善に取り組んでいきます。

今回も、どのようなドラマが生まれるか楽しみにしています。

 

さて、こういった取り組みを新たに始めようとする時、

管理者の方から良く聞かれる言葉が、

「今は忙しいから、現状維持が精一杯で、プロジェクトなど無理」という

言い訳です。

もちろん、現場が忙しいのは、事実でしょう。

管理者といいながら、

他のスタッフと同じように現場で仕事している場合が殆どですからね。

現場が一段落したら、記録をしたり、会議に出たり、上司や部下との人間関係調整、

利用者からの苦情処理、まあ、上げればいくらでも仕事があることでしょう。

 

でも、どこかでその仕事のやり方を見直ししなければ、

明日も、1ヶ月先も、1年先も同じ状況が続くだけなのです。

パートの介護職を見つけることさえ難しいような、今の介護業界で、

あなたの代わりがすぐにできるような、優秀なスタッフが入ることなどありません。

では、どうするか?

 

今いるスタッフの中から、あなたの代わりができるよう

育てていくしかないのです。

育てるのが難しいというのなら、あなたが休んでしまえばいいのです。

あなたが無理して現場に出ている限り、状況は何一つ変わりません。

人も育ちません!

「休む」という荒療治をしなければ、今の流れは変えられないでしょう。

それは、あなた自身が一番わかっていると思います。

「休むなんて無理です!」

確かにそうでしょう。

でも、よく考えてみてください。

明日、事故に遭うかもしれませんし、体調を崩すこともあるかもしれません、

急に入院なんてこともあるかもしれません。

あなたがどれだけ、休めないといっても、休んでしまうことはあるのです。

だから、「休めない」のではなく、あなたが「休まない」だけなのです。

 

あなた自身が考えて、1ヶ月の中で、一番休めそうな時期に

3連休を取ることをお勧めします。

そのために、どんな段取りをしなければならないのか、

それを真剣に考えて、実際に3連休を休んでみた時に、

大きな気づきが得られると思います。

では、来月の3連休に向けて、今から準備を始めてください。

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