大変ですねぇ
2014-04-06 リリース
会話の中でよく耳にする言葉として
「大変ですねぇ」「大変でしたねぇ」というのがあります。
相手の人が、しんどい、苦しい、辛い思いをあなたに訴えている、
そんな場面の受け答えに使われます。
短い言葉でありながら、相手に対する気遣いも感じさせるため、
便利であり、使用回数が多くなるのもうなずけます。
殆ど口癖のようになっているといったほうがいいかもしれません(笑)
世間話のレベルでしたら、その受け答えでも大丈夫でしょうが、
深刻な状況であるほど、この「大変ですねぇ」という受け答えは
相手には冷たく聞こえてしまいます。
「どうせ、あなたにとっては他人事だよね」と。
こういった場合は、
「急にそんな重大な仕事が入ってしんどいんやね」
「最近ほとんど眠れてないから辛いんよね」
のように、相手から聞いた「具体的な状況」と、想像される相手の「気持ち」を伝え返してみましょう。
そうすると、相手は自分の「大変な」状況を、あなたが理解してくれたんだ、と嬉しくなります。
「大変ですねぇ」と言いたくなった時は、このことを思い出して下さい。
ちょっとした受け答えの違いで、コミュニケーションはぐっと深まるのです。
←「離職率7割からのV字回復」前のお知らせ 次のお知らせ「キッチンタイマー」→