報連相
2015-06-08 リリース
新卒で配属されたスタッフ対象のマナー研修。
どこの企業でも、比較的メジャーな研修としてよく行われていますね。
その中に、必ず含まれるであろう「報連相」
まだ、このコラムで扱っていなかったようですので、
取り上げてみたいと思います。
報連相も、捉え方によって様々な解釈がありますが、
ここでは、基本的内容には、あえて触れず
コミュニケーションと時間軸の面から考えてみましょう。
「報告」とは、義務であり、
事故やクレームは最優先で、過去から現在までの状況や情報が対象であり、
結論から伝えることがポイントになります。
「連絡」とは、周囲への配慮であり、
現在から未来までの情報が対象で、伝わったか再確認したり、
伝達漏れがなく、チーム内で情報共有できることがポイントになります。
「相談」とは、解決を目的とし、
相談をする側、受ける側、共に成長する機会にする必要があります。
特に相談する側は、自分なりの考えや判断を持った上で相談することが重要です。
相談対象の時間軸は、過去や未来を行き来しますが、
一段落したら、必ず「今ここ」に立ち返り、
課題への、具体的行動を決めることがポイントになります。
報連相は、チームワークで業務を進めていく上で、
欠かすことのできないものですが、
一番大事なのは、お互いの基本的信頼関係です。
どんな小さいことでも「報連相できる」
より良い人間関係づくりを心がけて下さい。
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