動的ストレッチ

2015-04-20 リリース

心と身体は密接な関係があります。

ストレスコントロールには、心と身体、両面から働きかけていくことが必要です。

心も身体もストレッチやリラクゼーションが効果的。

メンタルヘルス研修などでは、それこそ講師の数だけ、様々な方法がすすめられています(笑)

私自身、これまでに、多くの研修に参加し、健康に関する情報番組を見て、研究してきました。

また、現在も新しい方法が出てきていないか、常に目を光らせています。

そんな私の選択基準は、簡単かつ短い時間でできることです。

何にでも言えることですが、シンプルがベストです。

複雑で、時間がかかることは、継続できないから意味が無いのです。

 

前置きが長くなりました。

私が研修でお伝えしているリラクゼーションは、まず深呼吸です。

呼吸を止めると人間は死んでしまいます。

そんな大事な呼吸にも関わらず、普段は全く無意識に行っています。

その呼吸を、意識しながら、ゆっくり行うこと

ゆっくり口から全ての空気を吐き出して、鼻からゆっくり新鮮な空気を取り込む。

リラクゼーションの深呼吸は順番が大事です。

まず吐き出すことが先です。

気持ちが落ち着くまで、ゆっくりと2~3回繰り返してみましょう。

 

そして、次はストレッチです。

まず背筋を伸ばして立ちます。そのまま、両足を交差します。そして、両腕も交差して前で組みます。

交差した腕を、上に上げて、頭の上まで持っていきます。

そのまま、ゆっくりと息を吐きながら、左に6秒間かけて、身体を左に傾けていきます。

次は右に6秒間かけて、身体を右に傾けていきます。

それが終わったら、今度は左斜め前に身体を倒して6秒間、次は右斜め前に6秒間、

そして、最後に後ろ反らしを6秒間やります。

以上を1セットとして、今度は、先程と逆に足を交差、腕も逆に交差して、

同じ事をもう1セット行います。

これで、バッチリです。

言葉で説明するのは難しいですね。多分、うまく伝わってないと思います(笑)

実際の様子は、私の研修で確認して下さい!

このストレッチを朝と夜1回ずつやると、筋肉と骨格がリセットされ、

腰痛とか肩こりが起きにくい身体を作ることができます。

 

ところが、最近、「動的ストレッチ」といわれるものがあることを知りました。

従来のゆっくり息を吐きながら、筋肉を伸ばすストレッチは、

柔軟性を上げたり、リラックスさせる効果はあるのですが、

筋力を低下させることがわかったらしいのです。

ですから、スポーツ前には、従来の「静的ストレッチ」ではなく、

「動的ストレッチ」を行う必要があるのです。

動的ストレッチを行うと、柔軟性だけでなく、筋力もアップします。

そして、交感神経を活性化するので、身体を活動的にさせる効果があるのです。

ですから、リラックス効果を求めるのなら、静的ストレッチを、

そして、仕事やスポーツの前には、動的ストレッチを行うのが良いのです。

 

実は、私の研修では、先程の静的ストレッチを、朝礼の時に職場全員でやりましょう!

と提案させてもらっていたのですが、

これからは、動的ストレッチバージョンを提案していこうと考えています。

仕事に入る前には、リラックスよりも、交感神経を活性化し、

活動的な状態にした方がいいですよね。

動的ストレッチのやり方ですが…

 

これからの研修で、順次公開していきます。

どうぞお楽しみに。

 

Copyright© 2024 (株)グッドコミュニケーション|愛媛県松山市の産業カウンセラー All Rights Reserved.