プロジェクトを終えて
3月16日、南予地区の報告会をもって、
今年度の介護職員職場定着プロジェクトの全日程が終了しました。
東中南予、それぞれの地区でのプロジェクト説明会から始まって、
スタートアップとなるマネジメント能力向上研修を各地区で1回ずつ、
15事業所に対しては、それぞれ職場内研修2回、管理者面談2回、新人職員面談1回、
中間点では、フォローアップとなる2回目のマネジメント能力向上研修を各地区で1回ずつ、
そして、プロジェクト実施報告会へ。
全部で87コマのスケジュールを、介護労働安定センターのスタッフのみなさんに協力いただき、
半年かけて、愛媛県内を走り回り、ひとつひとつ確実に進めていきました。
南予に大雪が降った時期は、1日ずれていたら、大幅に訪問予定がこなせなくなるところでした。
過密なスケジューリングをしていただけに、1日ずれると、別日程で調整するのが大変なのです。
まさに、間一髪で救われました。
職場改革ののろしを、研修であげて、その時の火種を、消えないように、
各事業所を訪問していったような感じです。
それぞれの経営幹部、現場のリーダー職のみなさんと、顔を合わせて、
言葉を交わし、お困り事の相談を聴かせていただいたりするたびに、
親密度が高まっていくことが感じられました。
互いに、良い格好をせず、できたこと、できなかったことを
本音でやりとりすることができたように思います。
今回15事業所に同時に関わらせていただいたことにより、
改革するにあたっては、
何をするために、どのタイミングで、どこで、誰が、どのような関わり方をすれば、
最も効果が出るのかといったことが、明確にわかりました。
このプロジェクトの貴重な経験を次年度、存分に活かしていきたいと思います。
参加いただいた15事業所のみなさん、お疲れ様でした。
みなさんの職場改革は始まったばかりです。これからも責任を持って見守っていきたいと思います。
目先の小さな抵抗や変化に一喜一憂するのではなく、
5年先、10年先を見据えて、職場環境をしっかり整えて参りましょう!