コミュニケーション第三の場
あなたの職場には、コミュニケーションの場があるでしょうか?
雑談すら許されない職場では、息苦しくなりますね。
言葉を交わすきっかけがないから、仕事に必要な情報共有すらできなくなってしまうのです。
元気のある会社、成長している会社は、例外なくコミュニケーションが活発です。
「会社の業績はコミュニケーションの良さに比例するのです」
パソコンとインターネット環境の整備により、個人の情報処理、情報収集に関する業務効率は格段に向上しました。
そして、皮肉なことに、その業務効率向上の一方で、コミュニケーション量は激減しました。
パソコンのディスプレイがFace to Faceのコミュニケーションを見事に遮断してくれているのです。
こんな職場環境だからこそ、欠乏したコミュニケーションを取り戻すための、新しい場が必要とされているのです。
会議や飲み会以外の「コミュニケーション第三の場」です。
「ファシリテーション」という手法があります。
(日本ファシリテーション協会 https://www.faj.or.jp/)
このファシリテーションという手法を使って話し合いをすると、参加者の自由な発言から、多くの気づきが生まれ、
その気づきが、また次の気づきを引き出す、さらにまた…。といった感じで、「三人寄れば文殊の知恵」の状態を体感できます。
そして、お互いが、正直に自分の考えを口にし、周りはその考えを受けとめていくということを繰り返していくうちに、
相互理解が進み、参加者同士の絆は自然に深まっていきます。その場には、あたたかい空気が流れていくことでしょう。
ファシリテーションのルールに基づいて行う話し合いは、非常に有意義で、しかも楽しいのです。
職場の中に、ぜひファシリテーションの場を作ってみてください。
まずはコミュニケーションができる「場づくり」からです。