やる氣がみえない職員
聴いてみないとわからない
職員が自ら進んで仕事をしようとしない。仕事が終わったらすぐに帰りたがる。
こういった職員にはどのように関わっていけば良いでしょうか?
言い方は違っても、このタイプの質問は多いですね。
さて管理者としては、どうすれば良いのでしょうか?
それは、聴いてみることですよね。シンプルです。
あれこれと想像や妄想を巡らせてみたところで、何の解決にもなりません。
本人に聴いてみればいいのです。
関係が悪い時は?
でも、多くの場合は、面と向かって聞けない程、
2人の関係性が悪化しているのではないでしょうか?
聞けない関係性なら、まずそこから修正する必要がありますね。
人間関係というのは、相手との関係が悪くなるほど距離をとりたくなります。
顔を見ないようになります。声をかけないようになります。
どうですか?
思い当たるようでしたら、ぜひ声かけから始めてください。
朝、姿を見かけたら、元氣良く、爽やかに、相手の目を見て、挨拶してください。
相手の反応は関係ありません。無視されても、やり続けてください。
そうするうちに、管理者であるあなた自身の心理的距離が縮まってきたら、
一歩踏み込んで、話を聴く場をつくりましょう。
開口一番はねぎらいの言葉から始めてください。
「いつも○○○してくれてありがとう」「○○してくれて助かってます」
ここでは具体的にいいところを伝えて欲しいのです。
しっかり相手のことを観察して、いいところを見つけておいてください。
何か1つはあるはずです!
もし、あなたが見つけられなかったら、他の職員さんに尋ねてください。
そして、少し顔もほころんで、穏やかになったところで、
本題に入りましょう。
まとめ
仕事で、何か不満に思うこと、困っていることはないかを
聴いてください。
2人の関係が、それほど悪くなければ、いろいろと出てくると思います。
そこからですよね。
それで、改善できる点があれば改善していくことです。
やる気が見られない職員に対して、なぜそういった行動をとるのか?
殆どの管理者が本当の理由を知りません。想像だけで決めつけています。
本人に聴いてみなければわからないのです。
まずは、聴ける関係作り、そして聴いてみることから始めましょう。