やる氣がみえない職員

2022-08-04 リリース

 

聴いてみないとわからない

職員が自ら進んで仕事をしようとしない。仕事が終わったらすぐに帰りたがる。

こういった職員にはどのように関わっていけば良いでしょうか?

言い方は違っても、このタイプの質問は多いですね。

さて管理者としては、どうすれば良いのでしょうか?

それは、聴いてみることですよね。シンプルです。

あれこれと想像や妄想を巡らせてみたところで、何の解決にもなりません。

本人に聴いてみればいいのです。

 

関係が悪い時は?

でも、多くの場合は、面と向かって聞けない程、

2人の関係性が悪化しているのではないでしょうか?

聞けない関係性なら、まずそこから修正する必要がありますね。

人間関係というのは、相手との関係が悪くなるほど距離をとりたくなります。

顔を見ないようになります。声をかけないようになります。

どうですか?

思い当たるようでしたら、ぜひ声かけから始めてください。

朝、姿を見かけたら、元氣良く、爽やかに、相手の目を見て、挨拶してください。

相手の反応は関係ありません。無視されても、やり続けてください。

そうするうちに、管理者であるあなた自身の心理的距離が縮まってきたら、

一歩踏み込んで、話を聴く場をつくりましょう。

開口一番はねぎらいの言葉から始めてください。

「いつも○○○してくれてありがとう」「○○してくれて助かってます」

ここでは具体的にいいところを伝えて欲しいのです。

しっかり相手のことを観察して、いいところを見つけておいてください。

何か1つはあるはずです!

もし、あなたが見つけられなかったら、他の職員さんに尋ねてください。

そして、少し顔もほころんで、穏やかになったところで、

本題に入りましょう。

 

まとめ

仕事で、何か不満に思うこと、困っていることはないかを

聴いてください。

2人の関係が、それほど悪くなければ、いろいろと出てくると思います。

そこからですよね。

それで、改善できる点があれば改善していくことです。

やる気が見られない職員に対して、なぜそういった行動をとるのか?

殆どの管理者が本当の理由を知りません。想像だけで決めつけています。

本人に聴いてみなければわからないのです。

まずは、聴ける関係作り、そして聴いてみることから始めましょう。

Copyright© 2024 (株)グッドコミュニケーション|愛媛県松山市の産業カウンセラー All Rights Reserved.