みんなで「やった~!」

2017-06-22 リリース

スポーツ観戦をしている時、

自分が応援しているチームが点を取ったら、

「やった~!」とか「よっしゃ~!」とか「いいね~!」とか

「(選手の名前を呼びながら)良くやった~!」

などと、歓喜の言葉を連呼しているのではないでしょうか。

一人でも結構盛り上がりますが、一緒に喜ぶ仲間がいれば大変な騒ぎになりますよね。

そんな時は、本当に気分が良いものです。1日の疲れも吹っ飛びます。

 

こんな歓喜の瞬間、疲れが癒やされる瞬間を、職場でも作ってみましょうというのが、今回の提案です。

どんな会社であっても、収益、売上を上げていくことが大事ですから、

まずは、売上の増加をみんなで喜び合うのがいいですね。

それも、月売上ではなく、週に1回、前週の売上や4週前の売上と比較して、増加していれば喜び、

減少しているようなら、みんなで対策を考える。

そんな時間を作るのです。何といっても数字ほど明確で正直なものはないのです。

売上は給料、賞与に直結するのです。

売上の増減は、管理者だけでなく全員で共有することが欠かせません。

だから、売上が増えていれば、みんなで「やった~!」なのです。

 

さらに、介護の現場においては、利用者の排泄コントロールがうまくいったとか、

心を閉ざしていた利用者が初めて笑ってくれたとか、

家族からお礼を言ってもらえたとか、今までうまくできなかったことがうまくできたとか、

様々な状況で、「やった~!」とみんなで喜び合える点が非常に多いと思うのです。

でも、それが、意識の水面下に潜り込んでしまって、

表面化していないことが多いのではないでしょうか?

 

対人援助の仕事では、歓喜の場面は意識すれば、たくさん見つかるはずです。

そして、その場面を個人で完結させるのではなく、

全体で共有し、職場全体の喜びに昇華させて欲しいのです。

職場で歓喜の輪が広がれば、笑顔が増え、一体感が上がり、やりがいも強化されます。

朝礼でも終礼でも、1日1回、喜びを共有する時間を作りましょう。

フェイスブックで「いいね」もいいですが、現実世界の職場でこそ、

「いいね!」を連発していきましょう!

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