みんなで「やった~!」
スポーツ観戦をしている時、
自分が応援しているチームが点を取ったら、
「やった~!」とか「よっしゃ~!」とか「いいね~!」とか
「(選手の名前を呼びながら)良くやった~!」
などと、歓喜の言葉を連呼しているのではないでしょうか。
一人でも結構盛り上がりますが、一緒に喜ぶ仲間がいれば大変な騒ぎになりますよね。
そんな時は、本当に気分が良いものです。1日の疲れも吹っ飛びます。
こんな歓喜の瞬間、疲れが癒やされる瞬間を、職場でも作ってみましょうというのが、今回の提案です。
どんな会社であっても、収益、売上を上げていくことが大事ですから、
まずは、売上の増加をみんなで喜び合うのがいいですね。
それも、月売上ではなく、週に1回、前週の売上や4週前の売上と比較して、増加していれば喜び、
減少しているようなら、みんなで対策を考える。
そんな時間を作るのです。何といっても数字ほど明確で正直なものはないのです。
売上は給料、賞与に直結するのです。
売上の増減は、管理者だけでなく全員で共有することが欠かせません。
だから、売上が増えていれば、みんなで「やった~!」なのです。
さらに、介護の現場においては、利用者の排泄コントロールがうまくいったとか、
心を閉ざしていた利用者が初めて笑ってくれたとか、
家族からお礼を言ってもらえたとか、今までうまくできなかったことがうまくできたとか、
様々な状況で、「やった~!」とみんなで喜び合える点が非常に多いと思うのです。
でも、それが、意識の水面下に潜り込んでしまって、
表面化していないことが多いのではないでしょうか?
対人援助の仕事では、歓喜の場面は意識すれば、たくさん見つかるはずです。
そして、その場面を個人で完結させるのではなく、
全体で共有し、職場全体の喜びに昇華させて欲しいのです。
職場で歓喜の輪が広がれば、笑顔が増え、一体感が上がり、やりがいも強化されます。
朝礼でも終礼でも、1日1回、喜びを共有する時間を作りましょう。
フェイスブックで「いいね」もいいですが、現実世界の職場でこそ、
「いいね!」を連発していきましょう!