この事実を知っていますか?

2017-05-24 リリース

2040年に日本の生産年齢人口は、現状から3割減少すると予測されています。

そして、主要な消費者である15歳から64歳の人口が

3割も減ると、国内売上は半減するとも言われています。

人口の減少に何とか歯止めをかけたいところですが、

今生まれた子供でも生産年齢人口に到達するには15年かかってしまう。

人口問題は、一朝一夕に解決できる問題ではないのです。

人口減少は今後40年続くという調査もあります。

ということは、どの業界でも人材確保の問題が40年続くことを意味します。

 

ちなみに、昨年1年間で日本の人口は29万6千人減少しました。

2年で松山市の全人口が消滅する勢いです。

これだけの人が減っているという事実は、新聞の1面で大きく取り上げられており、

みなさんも一度は目にしているはずなのですが、

人材確保のセミナーなどで、

「昨年1年間に、日本の人口はどれくらい減っていると思いますか?」

という質問をして、正確な答えが返ってきたことは一度もありません(笑)

一般職員ならともかく、経営者や管理者がいても同じ事です。

中には、「1000万人位かな」と真剣な顔で答える方もいました。

人口減少の事実を知ってもらい、人材確保の大切さを訴えているのですが、

現状認識の甘さには、本当に驚かされることが多いです。

 

数字は大事です!

1万、10万、100万という量とその比率、そういったことを

知らないと現状分析ができないから、対応が後手に回ってしまうのです。

これだけ大規模な人口減少がずっと続くから、どの企業も人材確保を最重要課題として

取り組んでいるのです。

人の取り合いが、業界を越えてどんどん激しくなっていくのです。

人材確保は、最重要経営課題です。

 

現在発生している事実を、数値として認識し、危機感を持って欲しいと思います。

まずは、現実をしっかり認識した上で、

事業所内でもそのことを全員で共有し、

利用者のため、仲間のため、そして何より自分自身のために

今頑張ってくれている職員や同僚、そしてなによりも若い職員が辞めない職場を

作っていきましょう!

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