転職を考える①

2015-05-11 リリース

介護業界は、他の業界に比べて給料が安いといわれ、

経済的理由から、介護以外の業界へ転職する人も少なからず存在します。

本当に給料が安いのかどうか、

これは運営主体が社会福祉法人であるか、

民間企業であるか等によって、実際はかなりの格差があるので、

一概には言えないと思うのですが、ここでは、「比較的安い」という前提で

話を進めていきましょう。

 

まずは、どのような業界に転職するのかが問題です。

市場規模別にランキングすると、

1位自動車関連製造業、2位建設業、3位医療、4位生命保険、5位不動産

ということになるのですが、これらの業界は今後どれだけ成長が期待できるのでしょう?

 

実は、日本は、10年前から人口減少が始まっています。

2005年に初めて自然減となり、2007年以降は減少幅が拡大、

2010年に10万人減、2011年に20万人減を突破するなど、加速度的に減り、

2014年は26万8千人の減少と過去最大の減少を記録しました。

わずか1年で、松山市の人口の半分以上が減ったことになるのですから、大変な数です。

そして、今後も更に減り続けていくのです。

日本の人口が減るということは、当然ながら売上も減るわけでして、

今後日本国内だけでは、事業を続けても先細りになるのは、目に見えているのです。

売上が減れば、給料も減るのです。賞与も払えなくなるのです。

今、給料は高いかもしれませんが、それが今後も維持できるかどうか?

あなたが転職しようとしている業界はどうですか?

 

そんな厳しい国内市場で、唯一、今後10年間で市場規模が3倍以上になるといわれているのが

介護業界なのです!

団塊の世代への介護サービスが、少しずつ始まり、今後大きく成長することが確実な業界です。

それなのに、これまで頑張って経験を積んで、実績もある人が、

介護の仕事を辞めてまで、別の業種に行くのは、あまりにももったいない!

と思いませんか?

職場は確かに激務であると思います。でも、大変なのは介護業界だけではないのです。

どんな仕事であっても、時間の制約があったり、無理な注文への対応を求められたり、

自分が本当にやりたいと思っている仕事ができなかったり、

サービス残業があったりするのです。(本来は当然ダメなのですが…)

 

介護業界の現場のしんどさは、ここ2~3年がピークではないかと思います。

やがて、現場で深刻な問題が発生し、根本的な改革を迫られることになるでしょう。

ですから、ここしばらくは、介護業界で踏みとどまってもらって、

自分が今できること、現場の実践経験を重ね、介護技術と知識の向上に励み、

コミュニケーション能力の向上など対人スキルを磨き、

徹底的に自分の専門性を高める努力を続けて欲しいのです。

必ず役に立ちます。

そんなことを意識しながら、現場での1日1日を大切に過ごして下さい。

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