認知症をくい止めろ

2014-07-20 リリース

7月20日NHKスペシャル「”認知症800万人”時代認知症をくい止めろ」

と題する番組が放映されました。

先月17日に松山で講演をされ、お会いしたばかりの和田行男さんも出演されており、

ベストタイミングだなと感激しながら番組を見ていました。

 

アルツハイマー型認知症の進行を遅らせるための有効な薬は、

新薬ではなく、既存薬にあったとのことで

血流を改善し、脳梗塞再発防止に使われるシロスタゾール

そして、糖尿病治療薬としてのインスリンの効用が紹介されました。

 

そして、人が関わりながらの改善方法として、ユマニチュードが取り上げられていました。

このユマニチュードですが、実は過去にNHKの複数の番組で紹介されています。

でも、今回が一番インパクトがあったように思います。

一例として、

「車椅子生活をされていた方がユマニチュードによる20分間の関わりで2年ぶりに歩いた!」

担当介護士が感激で思わず涙…。

 

この事実は、いくつかのケースの中からのベストテイクであったかもしれません。

しかしながら、ユマニチュード創始者による関わりは、画面から伝わる対象者の表情の変化から見て、

行動変容を促すであろうと思わせる説得力が十分にありました。

それも、発する言葉は、通訳がいるとはいえ、基本的には日本語ではないのです!

人間性が伝わるであろう非言語の大切さがよくわかりました。

そんな、ユマニチュードの関わりの原則はシンプルです。

みつめる、話しかける、触れる、寝たきりにしない

徹底して、人間らしく接することだそうです。

当たり前のことですが、現場においてはなかなか難しい。

 

研究により、認知症の予防としては、

適度な運動、減塩、禁煙など、生活習慣病の予防法が、そのまま活かせるということがわかりました。

そして、イギリスでは、予防と医療を一本化する方向が進んでおり、

患者の健康状態数値が改善すると、医師に対してポイントが付与されていく仕組み

があるとのことでした。

要介護状態が改善すると報酬単価が下がる日本の介護保険制度は、やっぱりおかしい。

 

概要はこんな感じです。

番組の具体的内容については、とてもじゃないですが、紹介しきれません。

興味のある方は、一度番組をご覧になって下さい。

今後、益々増加する認知症対策に向けて、大変有意義な情報を提供してくれた番組でした。

 

特に介護関係者の方は必見です。

番組を事業所全員で見て共有し、お互いに感想を出し合う(ココが重要です!)場を作って下さい。

職場を変えるきっかけになる有意義な研修ができますよ。ぜひ実施して下さい。

 

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