伝わってなかった

2014-06-15 リリース

県内のある中学校で、就職セミナーをやらせていただきました。

生徒の就業意識を高めるために、県から委託されて行うセミナーですが、

こういうのは早い時期に行うほど効果が大きいと思います。

職業の種類や、求められる能力、それに備えて今何をするべきか、成功する人の共通点など

しっかり準備しておいて欲しいことを、なるべくわかりやすく伝えるよう心がけています。

 

最近は、職場体験学習もあるので、基本的なマナーや心構えも伝えます。

そんなこともあって、実際に、声を出してのあいさつ練習などやってみたりするのですが、

声の大小や、一発目からの反応の良し悪しなどに、その学校の教育度合いが正直に現れます。

残念なことですが、元気のない学校が少なくありません。

 

確かに、生徒さん自身の問題、家庭教育の問題もあるのでしょうが、

元気よくあいさつできる学校で、その理由を先生にたずねますと、

普段からのあいさつを、何度もしつこく指導されていると異口同音にいわれるのです。

当たり前のことを、非凡なレベルで続けることの大切さがわかります。

今回訪問した学校も、そんな素晴らしい学校のひとつでした。

 

セミナーでは、パート・アルバイトと正社員の生涯賃金格差について、

大きな格差があることにも触れます。

セミナー冒頭でもあり、生徒も興味深く耳を傾け、顔も真剣になります。

しかし、今回の「伝わっていない」というミスは、この場面で発生していたのです。

 

セミナーを終えて、生徒からの質問を受けることになったのですが、

ある生徒が

「生涯賃金の説明のところで出た、パートというのは何ですか?」

と一言。

いや~、これには参りました。

わかっているだろうという自分勝手な思い込みから、きちんと説明していませんでした。

今までにも、同じ疑問を持った生徒さんがたくさんいたことでしょう。

 

仕事の中でも、こういったことが起こる可能性は大いにあります。

わかっているだろうという思い込みによるミスを避けるためには、

相手に訊いてみるしかありません。

今後、こういったことのないよう、十分気をつけたいと思います。

気づかせてくれた生徒さん、ありがとうございました。

 

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