介護福祉専攻募集停止

2015-06-01 リリース

松山市内の松山東雲短期大学が、生活科学科介護福祉専攻(定員40人)の

2016年度の入学生募集を停止することを発表しました。

理由として、高校を卒業した18歳層の介護に対する関心が低下していること、

学校に行かなくても、実務経験を積むことで資格を取るケースが多いことなどが

上げられていました。

記事によりますと、08年度に開設され、当初から定員を下回っていたそうです。

少子化の中、学生を確保していくことは、確かに大変であったと思います。

しかしながら、介護職を、きっちり教育して、社会へ送り出す窓口が1つ減った事実は、

松山市の介護業界にとって大きな痛手です。

 

何とかならなかったのかな?と思うと同時に、

自分の仕事上、何かできることがあったのではないかと反省しています。

私は、県内の中高生の就業意識を高めるためのキャリア教育のお手伝いもしています。

仕事理解ということで、販売、サービス、営業、事務、食品製造、機械製造、エンジニア、介護

と8職種の仕事を紹介する時間もあったりするのですが、

私は、特に介護を重点的にPRしているのです。

 

残年ながら介護は、3Kの仕事の典型のように言われ、悪いイメージが先行しています。

ですから、生徒が、お年寄りのお世話に興味があるといっても、

両親と先生が、お前では無理だと止めてしまうことが多いのです。

また、最近の生徒は、親に従順ですから、簡単に自分の気持ちを引っ込めてしまう…。

せっかくやろうとしている生徒の気持ちに水を差して、

これから、誰が高齢者のお世話をしてくれると思っているのでしょうか?

このままでは介護の仕事をする人が、誰もいなくなってしまいます。

 

きついのは介護の仕事だけではありません。どんな仕事でも慣れるまでは大変です。

ただ、商品を介さず、人間同士が直接関わる場面が多いだけに、

「人慣れしていない」若い人たちにとっては、余計に大変に感じるかもしれません。

大変かもしれないけれども、現場の8割の人がやりがいを感じていて、介護の知識と経験は、

決して遠くない将来、自分の大切な家族、友人、

そして自分自身にとっても間違いなく役立つ仕事なのです。

「介護は一番大変だけど、一番やりがいがあって、一番役に立つ仕事」

このことを、若い人たちに、わかりやすく、興味を持ってもらうように伝え、

就業につながるようにもっとPRしていかねばなりません。

風当たりは厳しいですが、今後も発信し続けていく必要性を改めて感じています。

 

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