介護マニュアルは意味が無い!?

2018-08-01 リリース

介護業界では、仕事のやり方や手順をまとめたマニュアルを否定されることが多いですね。

マニュアル通りの挨拶ではダメ、スタッフの個性が大事、

利用者は一人一人違う、作る時間が無いから…などなど。

できない理由は、本当にイキイキと語られます(笑)

それで、現場で行われていることは、

ベテラン介護職員の自己流の介護、新人介護職員の不安な介護になってしまうのです。

非常に危ういと言わざるを得ません。

介護が初めての職員にとっては、

事前にマニュアルで理解できることであれば、予習をして利用者に関わる方が、

安心ですし、教育上も効果的、指導の時間短縮にも繋がるのです。

現場で介護を指導できる人は、限られています。

知っている事とできる事、またそれを指導するというのは、

かなり実力がないとできないものです。

マニュアルがないと、先輩からの口頭指導にとどまるのでどうしても教え漏れがあったり、

人によって言うことが違うなどという混乱も発生します。

 

あなたの職場には、本当に活きたマニュアルがあるでしょうか?

あったとしても、何年も前から更新されていないということはないですか?

更新されないから、活用されないのです。

書かれっぱなしのマニュアルなど何の意味もありません。

利用者の状況は、日々変化し続けます。

マニュアルが、毎日部分修正されることがあって当然なのです。

果たして、最新のマニュアルになっているでしょうか?

 

そうでなければ、活きたマニュアル、活用されるマニュアルを作りましょう。

本来であれば、管理者や介護主任が、事前に作っておくべきものではあるのですが、

日々の業務が忙しくて、現実にはマニュアルを作っている時間は取れないことでしょう。

ですから、比較的時間のある新人職員さんに作ってもらいます。

多分、これまでに、様々な先輩から口頭指導された内容が、

引き継ぎメモに書き込まれているでしょうから、そのメモをベースに作っていきましょう。

マニュアルにする過程においては、介護主任を始め、先輩職員の協力を得ながら、

曖昧になっている表現を放置せず、再度確認しながら、

とにかく文書として残していきます。

後で内容は何度も更新されていくのですから、完璧、完全を求める必要はありません。

そうしていきますと、新人さんも仕事の手順がより明確になりますし、

みんなが使うマニュアルを作成しているということで、

役割意識が持て、職場での存在意義を感じて、自尊心も高めることができます。

そして、スタッフ全員が、それぞれの言葉で

「ありがとう。マニュアルができて助かっているよ」「みんなの介護が見直せて良かったよ」

なんて、新人さんに感謝を伝えることができればバッチリですね。

良いマニュアルは、人と組織を育てます。

そして、きちんとした介護サービスを利用者に提供しようとする姿勢です。

是非、取り組んでください。

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