人生100年を踏まえた介護職のための家計戦略

2019-02-26 リリース

最近の研修では、人生100年時代の話をよくします。

長寿は喜ばしいことなのですが、実際に自分が100歳まで生きるということを想像した時、

手放しで喜べない事情があります。

気になることの1つに、お金の問題があると思うんですね。

年金と貯蓄だけで、普通に暮らしていくことができるのかなぁという不安ですね。

ベーシックインカムなど、政治的解決策もあがっているようですが、

実際どうなるかは誰にもわかりません。

ですから、自分の身は自分で守れるようしっかり準備をしておく必要があります。

人生100年、時間だけはたっぷりありそうですが、

日々何となく過ごしていたらあっという間に時間は過ぎ去ってしまいます。

長いからこそ、1年1年そして、日々何を準備していくのか、その積み重ねが大事なのです。

ではお金の不安を軽減するために、どんな準備や心構えをしておいたらいいのか。

特に介護に携わっているみなさんに向けて、3つのことを提案したいと思います。

 

まず、すぐできる準備は、生活レベルをあげないこと。

介護業界は他の業界に比べて月給が10万円低いといわれます。

しかし介護職に携わっているみなさんは、そんな厳しい家計の中でも、うまくやりくりしてきました。

そのやりくり上手なペースを不用意に崩してはいけません。

処遇改善加算等で年収が増えても、生活費、特に家賃を上げてはいけないのです。

家も新築する必要はありません。

人口減少でこれから空き家がどんどん増えるのです。焦って手に入れる必要はありません。

人は一度生活レベルを上げてしまうと、元の生活に戻れなくなります。

元に戻るのに、大きなストレスを感じるようになるのです。

生活レベルを上げる余裕があるのなら、貯蓄に回しましょう。

 

2つ目は、今の収入を増やすこと。

仕事で、一般職からリーダー職を打診された時など絶好のチャンス!

迷うこと無く引き受けましょう。

私にはムリだとか、面倒だとか、割に合わない、人の管理より利用者と直接関わっていたい等々

できない言い訳を並べるのでは無く、あなたならできると信じてくれた人がいるのですから、

素直にその思いに応えてあげれば良いのです。

もしうまくいかなかったら、あなたを選んだ上司に見る目がなかった、つまり上司の責任です。

それくらい開き直っていいのです。

あなたにできることをしっかりやって、それに見合った手当をもらってください。

介護業界は、リーダーになりたがる人が少ない珍しい業界です。

みなさんにもリーダー昇格の打診が、必ずあることでしょう。

リーダー的な仕事を経験するメリットは、収入面だけではありません。

あなた自身の人間的成長に必ず役に立ちます。一度はリーダーを経験してみてください。

 

3つめは、自己投資です。

子供に対しては、塾だ、習い事だ、クラブ活動だと、かなりの金額を投資していると思います。

それは、子供が成長するためには、教育が必要だとわかっているからやっていると思うのです。

では、あなた自身の成長に対する投資はどうですか?

介護業界では、介護知識、介護技術、コミュニケーション、心理学、人間学等々、

スキルアップが求められる要素がたくさんあります。

1年間で自分自身の成長、レベルアップのために、いくら投資していますか?

限りなくゼロに近いのではないでしょうか?

職場の自分の周りの人と比較して、優越感から安心したり、劣等感で落ち込んだり、

そんなことには、何の意味もありません。

比較していいのは、昨日の自分だけです。

そしてあなたの市場価値を高めてください。

昨日の自分と比べて、成長しているかどうか?これを問い続けて欲しいのです。

学び無くして成長無し。

あなた自身が、今以上に輝いて、その対価としてより多くの収入が得られるよう準備しましょう。

 

100万円を金融機関に1年間預けていても、わずか100円しか利子がつかない時代。

(その事実すら知らない人も多いのですが)

お金の増やし方についても、学ばなければならないことは、いうまでもありません。

あなただけでなく、お金にも働いてもらわなければならないのです。

でも、資産運用については、私は専門ではありませんので、

どうぞ、あなた自身で、最高の投資先、運用方法を研究していただき、

いい方法が見つかったら、ぜひ私に教えてください(笑)

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