パワハラ

2015-03-30 リリース

職場におけるパワーハラスメントの定義は

「同じ職場で働く者に対して、職務上の地位や人間関係などの職場内の優位性を背景に、

業務の適正な範囲を超えて、精神的・身体的苦痛を与えるまたは職場環境を悪化させる行為」

となっています。

1年間で約25万件もの相談が各都道府県の労働局に持ち込まれています。

凄い数ですね。

ここで、詳しく説明を始めると、コラムの枠を超えてパワハラ講義になってしまいますので、

深入りはやめておきます(笑)

 

ただ、パワハラ研修の前に担当者の方と打ち合わせなどをしておりますと、

「あれもダメ、これもダメでは、部下に対して怒ることができないじゃないですか」

と言われることがよくあります。

いえいえ、部下を育てるためには、指導や注意は必要です。

ただ、いちいち怒らなくてもいいでしょうということです。

 

この春、社会人になったばかりの新入社員には、一般常識・社会規範も含め指導は特に必要です。

職場で注意をしなかったことで、取引先や公の場所で本人が恥をかく方が、

余程恥ずかしく、惨めなことなのです。

嫌な顔をされても、上司が指導することが本当の愛情です。

 

では、どのように指導や注意をすればいいのか?

そもそも、パワハラとは、

部下に対して、温厚に注意するという上司の社会的スキルが不足しているから発生する訳です。

「給料泥棒」「やめてしまえ」「死ね」など、

尋常では考えられない言葉がパワハラ記事に載っています。

冗談でもきついこれらのセリフを、本気で怒って言われたら、そのショックは計り知れません。

 

でも、部下の何度も繰り返される同じミスに対して、堪忍袋の緒が切れてしまい

普段よりもきつい言葉を使って怒りたくなった時は、

その部下の親、年配の部下の場合はその子供さんのことを思い出して欲しいのです。

もし、部下の家族が側にいたら、そんな罵声を浴びせるようなことはできないはずです。

両親から見れば、自慢の息子さんであり娘さん、

子供から見れば、自慢のお父さんでありお母さん、

そんな人たちをパワハラなんかで、苦しめてはいけません。

温厚に注意するという社会的スキルを、ぜひ身に付けて下さい。

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