パナソニックの脅威

2015-05-04 リリース

日本を代表する大手製造業のパナソニックが、

介護サービスに携わる従業員を、

今後4年で現在の10倍の2万人に増やす!

ということを発表しました。

介護サービス施設も、10倍の200拠点に増やします。

今後のパナソニックの成長戦略の柱として、本格的に展開するそうです。

 

全国展開を図る企業には、よくみられるケースですが、

現在のところ、四国地区のみ、パナソニックの介護拠点がありません(笑)。

しかし、拠点を10倍にするというのですから、

さすがに四国への進出も視野に入れていると思います。

セブンイレブンのように、どんどん出店というわけにはいかないでしょうが、

じわじわと、確実に進出してくることでしょう。

 

パナソニックの強みは、なんといっても、そのネームバリューでしょう。

利用者にとっても、従業員にとっても、安心感を与える事ができます。

実際に安心かどうかは、関係ありません。安心感が大事なのです。

これがブランドの力です。

既存の事業者にとっては、大きな脅威です。

 

次は、事業領域でしょう。

顧客の対象は、在宅から施設まで、ここまでは一緒ですが、

提供するものが、サービスから商品までと幅広いのです。

介護用品から、家電製品まで、全てワンストップで提供できるのです。

また、PC本体は、もとより、情報管理システムもパナソニックで、調達開発できます。

スケールメリットを活かして、自治体や他の大手企業と連携しながら、

市町村ごと丸抱えしてサービス提供を行う事も可能なわけです。

 

私たちサービスを受ける側から見ると、良いサービスを提供してくれるのなら、

運営する企業は、どこでもいいのです。

しかし、同じ市場で、サービスの優劣を競争していく事業者側からみれば、

そんな呑気なことは言っておられません。

やはり、脅威でしょう。

 

前回のコラムでも触れましたが、戦略を持って経営することが大事です。

「勝ちに不思議な勝ちあり、負けに不思議な負けなし」(松浦清山)

野村克也氏が語って有名になった名言です。

もし、負ける理由があるのなら、今から一つでも多く、

勇気を持って改善し、組織を鍛錬して備えておかねばなりません。

さあ、どこから始めますか?

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