なぜこの時期にマニュアルなのか?

2020-04-27 リリース

4月ももうすぐ終わりそうです。

新卒の新人さんを迎えた職場、人事異動で新しくリーダーを迎えた職場、

いろいろあると思いますが、スムーズに業務は行われているでしょうか?

新人さん、リーダーともに、段取りよく仕事を進めていくためには、

手順書やマニュアルが必要です。

マニュアルの作り方について取り上げたコラムもありますが、

「介護マニュアルは意味が無い!?」

今回から気になる点を補足していきます。

 

まず1つめは、

仕事理解の前に言葉理解が必要だということ。

特に省略言葉ですよね。

業界言葉もあれば、その職場特有の言葉もあるでしょう。

けあまね、させき、ぴーてぃー、えーでぃーえる、しょっかい

介護現場ではよく出てくる言葉ですが、

こうして平仮名で書きますと、えっ?となるかもしれません。

知っている側は、当たり前のように使いますが、

初めて耳にする人にとっては混乱や誤解を招く原因になるので、

気をつけて欲しいですね。

 

でも、本当は、省略言葉は極力避けた方がいいんですよね。

「あの人がケアマネさんでね…」というよりも「あの人がケアマネージャーさんでね…」

と言った方が丁寧な印象を受けませんか?

特にサービスに関わる言葉である「しょっかい」などは、

「あそこのテーブルのショッカイに行ってきて」

みたいな使い方をされると、非常に印象が悪い!

私は現在、義理の母の介護に携わっているのですが、

ある施設内で利用者の家族として、その言葉を聞いたとき、嫌な気分になりました。

言い方自体も雑な感じですし、何より利用者さんに対しても失礼だと思うんですよね。

どう思われますか?

「しょくじかいじょ」と言うのと「しょっかい」と言うのと、

殆ど変わらないですよね。だったら、丁寧な言葉を使いませんか?

略すというのは、結局はその行為や対象を軽く扱っているんですよね。

軽く扱うと、丁寧ではなく雑になり、そうされた人は気分が悪くなります。

介護用語に限らず、省略言葉については、できる限り避けてもらって、

どうしても必要な省略言葉については、

その職場に新しく入ったスタッフに、キチンと説明しておく必要があります。

マニュアルに、まとめて入れておいた方が良いですね。

 

ところで、コロナウイルスで大混乱しているこの時期に

なぜマニュアルの話を取り上げたのだろう?

と思われるかもしれませんね。

いやいや、この時期だからこそなんです。

ちょっと考えてみてください。

コロナウイルスの影響で、売上が激減し、仕事を失った人が大勢います。

これからも増えていく可能性があります。

その人達にも生活がありますから、次の仕事を探さないといけません。

コロナウイルスの影響で、仕事を失ったのですから、

コロナウイルスの影響を受けることの少ない、今とは違う業種の仕事を探すはずです。

そうなりますと、転職先として介護の仕事を選んでもらえる可能性は非常に高いのです。

人不足の介護業界は、仕事を失った人達の受け皿になれるのです。

 

中には、本当は介護が好きではないけれども、

お金が最優先と考える人もいるかもしれませんが、

そんな人にこそ、

今回の転職をご縁として、私たちが介護の魅力をしっかり伝え、興味を持っていただいて、

今後、本気で介護の仕事を続けてもらえるようにすれば良いのです。

そのためには、職場の人間関係づくりも大事ですよね。

ですから、今回のマニュアルづくりを参考に、

丁寧な指導をしっかり行っていただきたいと思います。

最大のピンチをチャンスに変えていきましょう!

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