お疲れ様でいいのか?

2015-02-16 リリース

職場で互いに声をかけあうあいさつの一つに、

「お疲れ様」というのがあります。

ねぎらいの言葉として、決して悪くはないのですが

一日の仕事が終わったあとならまだしも、

日中も社内で顔を合わせる毎、人が変わる毎、

何度も「お疲れ様で~す」というのは、

ちょっと意識し始めると、すご~く違和感を感じるのです。

まるで、仕事は疲れるもの、しんどいものという意識づけをしているようです。

「別に疲れていないのに、お疲れ様はないよな~」

 

「お疲れ様」に代わるもっといいあいさつの言葉はないのだろうか?

ということで、時々、耳にする言葉が

「お元気様です」

これも、まあ悪くはないのですが、なんだかしっくりきません。

 

そんな中で、私が注目しているあいさつは、

「ご機嫌よう」

なのです。

NHKの朝ドラで、吉高由里子さんから始まり、美輪明宏さんまで、毎回連呼してましたから、

ドラマのヒットと共に、言葉自体は、話題になったと思うのですが、

ハイソな方々が使う、上品でちょっと気取った挨拶というイメージがあるようで

現在の日本の職場には浸透しなかったようです(笑)

 

しかし、日本の古き良き言葉である「ご機嫌よう」というあいさつには、

今日もお互いに機嫌良く過ごしましょうとか、

次に会うまで、お互い機嫌良くいましょうとか、

あるいは、たとえ機嫌が良くなくても、一緒にいて良くしていきましょう

というような意味が込められているのだそうです。

 

上機嫌な日もあれば、不機嫌な日もあるでしょう。

人の行動は気分に大いに影響を受けるものです。

そんな中で、いろいろあるけど、機嫌良くやっていきましょうよと、

職場で互いに声をかけあうことは、非常に大切なことではないかと思うのです。

 

何の前置きもなく、いきなり「ご機嫌よう」なんて、声をかけられたら

さすがに、違和感があると思いますが、

私たちの職場では、今日から「ご機嫌よう」でいきますよと、トップが決めて、

みんなで始めれば、怖くありません(笑)

組織の一体感を高めるのにも役立ちますし、来客の関心を惹くこともできるでしょう。

「なぜ、ご機嫌ようなのですか?」と尋ねられたときには、

本来の意味をお伝えすると同時に、

「こうしてスタッフみんなが、機嫌良く、働きやすい職場になることを願って、

取り組んでいるんですよ」

とさりげなくPRをすれば良いのです。

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